松屋長春の和菓子便り
尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。
月見だんご
本日は中秋の名月(十五夜)、当日です。
松屋長春の「月見だんご」はうさぎの耳のかたち。創業当時からずっと変わらずこのかたちを守り続けております。
明日は販売いたしません。本日までの販売となります。
ピンク、プレーン、黒糖の3種です。
今年もすすきのご用意をいたしました。
昨日、息子と二人で汗だくで採ってまいりました。息子が我が家へ来てから毎年恒例の行事となっております。
サウナに入っているのではないかと思えてしまうほどめちゃくちゃ暑かったです。笑
お買い物が終わられましたら帰りにどうぞお持ち帰りくださいませ。
「月見だんご」、「すすき」ともにご用意の限りがございます。
お早めのご来店をお願い申し上げます。
うさぎ うさぎ
「うさぎ うさぎ なに見て はねる
十五夜 お月様 見て はねる」
誰もが知っているような童謡ですが、今の若い人、もっと若い学生さんたち、特に小学生のみなさんはこの童謡はご存知なのだろうか。
私が小さい頃は当然のように両親が歌ってくれたり、テレビで流れたり、もしかしたら学校の授業で習ったかもしれない。
現在の教育環境がどうなっているのか、私には知る由もありませんが、私の娘たちの卒業式には、「蛍の光」はすでに歌われなくなっておりました。あれほど卒業式の代名詞的存在の歌だったのにです。
時代というものは変わるものです。不変だと思っていたものが、あっさりと変わっていってしまうものなのです。
童謡のいいところは極々短くてわかりやすい歌詞、それにキャッチーな誰にでも覚えやすいメロディが付き物です。
日本の「こころ」というものがぎっしり詰まった素晴らしいものだと私は考えています。
もし、音楽の授業でこういった素晴らしい童謡たちを今の学生さんたちが習っていなかったらと思うと寂しい限りであります。(実際のことはわかりませんが。)
私はこんな事を近頃考えておりますので、孫に毎日歌い聞かせて、たくさんの童謡を覚えてもらおうと思っております。
冒頭部の「うさぎ うさぎ」に戻ります。(あの童謡はこんな名前なんですよ、実は)
中秋の名月(十五夜)にはうさぎです。
うさぎの和菓子「月兎(げっと)」、販売しております。
新しいデザインで
9月の半ばまで差し掛かっておりますが、なかなかこの暑さが引いていきません。
日本は、この地球はこの先どうなっていってしまうんでしょう。
本当に心配になってきます。
暑さが去っていきませんので、今年は少し長めに葛製の和菓子をつくり続けています。
趣も少し変わって新しいデザインでお店に並びました。