松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



娘たちの最中

今、松屋長春は女性ばかりで溢れかえっております。

長女は就職前に一旦東京から帰省。そして、次女は高校を卒業し、四月からの新学期まえの春休み。三女も高校二年生になる前の春休みです。

それに加え、パートさんたちも全員女性。父と私以外は全て女性です。

娘たち三人は最中を一生懸命詰めてくれています。



長女は今日、東京へ戻って新生活の準備に取り掛かることになりますが、随分助かりました。



そんなことで、今お店に並んでいるなおい最中は全て娘たちがご用意したものです。

長女はこれでいなくなりますが、春休み中はこのように綺麗ななおい最中を次女と三女がご用意させていただきます。

羽二重巻

羽二重餅製のこの生菓子は通年販売しております。



季節により紅色、緑色、ブルーとあんの色合いを変えてつくります。

秋の紅葉から桜の頃までは、この紅色のあんでのご提供となります。

ちょうどお祝い事にもぴったりではないかと思います。

こちらは店頭でもお買い求めいただけますが、どうしても早めに売り切れてしまう事が多いです。事前のご予約も承っておりますので、ご希望のお客様におかれましてはそちらをご利用いただけましたらと思います。

紅白羽二重餅

本日は稲沢市の小学校の卒業式。

市内何校かの小学校は長くお付き合いがあり、毎年紅白羽二重餅をお納めしております。

お祝いの際の和菓子は紅白で。そのようなご用命が多くございます。



いつの頃からか松屋長春では薯蕷製のものではなく、全て紅白のご注文は羽二重餅製のものにかわりました。

羽二重餅ならではの柔らかな食感と淡い紅の色合いが、作り手の私としましても気に入っております。

年度が変わるこの頃は毎日この紅白羽二重餅をご用意いたしますが、急のご注文は手配がなかなか難しいです。

ご注文はできるだけ早めにお願いをいたします。