松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



フレッシュ

ほかのどの果物にも無いフレッシュさがレモンにはあります。



レモンをふんだんに使った生菓子を今年もお店に並べました。

レモンの皮と果汁をそのまま投入し、閉じ込めてあります。

また明日もレモンの蒸し菓子をご紹介しようと思っております。

暑い時期は冷蔵庫に入れてひんやりとさせてからいただくような和菓子がぴったりとくるようです。

脳に刺激を。心に花を。

私が毎年楽しみにしている行事の一つに家族旅行があります。

残念ながら、今年は長女が東京で就職したため休みが合わず一緒に行く事は叶いませんでしたが、次女と三女も有り難い事に大きくなった今も変わらず私との旅行をとても心待ちにしてくれています。

今年の松屋長春の夏休みは8月20日から24日までの5日間。

今回は随分と行き先に悩みました。候補地はインドネシアのジャカルタ、マレーシアのクアラルンプール、タイのチェンマイ、スリランカのシーギリア、そしてインドのデリーなどなど。

日程の都合上、航空便のアクセスなども考えて最終的にラオスに行く事にしました。

これを読まれている方は一様にかわった所ばかり選ぶなぁと思われていらっしゃると思います。

私の一つの考えとして人とは違った、リゾート地ではなく誰も選ばないであろうディープな旅行先をいつも選定します。それにはただ一つの理由があります。

それは、訪れた際に感じる脳への刺激が格別であるからです。

東南アジア。赤道近くのジリジリ、ジメジメとした日本では味わう事のできない肌感。そして日本にいては考えられない人々の良い意味での猥雑さ。特筆すべきは人の良さがあると思うからです。

特に仏教国と言われる国々(国民全部が仏教徒ではないでしょう)の人々は人当たりもやわらかで誰と接しても優しく、いつも心が癒されます。

現代の日本では忘れ去られてしまったような義理人情が至る所に垣間見られます。近所付き合いから食事形態、そして休みの過ごし方にも昔の古き良き日本を思い出すことができます。

そこに少しの間でも身を委ねるだけで、心の奥底まで綺麗になったような感覚になるのです。

そして、現代の日本では決して教える事のできない他人への愛を少しの滞在でも学ぶ事ができるからです。

今までも色々ディープなアジアの国々に娘たちを連れて行きましたが、よく考えますと私と一緒に行かなければこの先友人や結婚後のパートナーともおそらくは一緒に行かないと思います。

今のうちに。私と一緒に過ごせるうちに出来るだけ誰もが体験できないような素晴らしい世界を見せてやりたいと考えています。

ラオス。



私の旅の選定の重要な要素の一つである世界遺産もあります。

そして、エキサイティングなアジア料理にも舌鼓をうってほしい。



ラオス料理の数々もとても楽しみです。

未知の世界を五感で感じ、脳をたくさん刺激して欲しい。そしてラオスの人々と多く触れ合い、人を大切に思う事の素晴らしさを知って欲しい。

そんな思いでいっぱいです。

脳に刺激を。心に花を。

それがいつも元気でいる秘訣のように私は思っています。

娘たちのこれから先の人生にも大きく寄与してくれればいいなぁと心から願っております。

人を大切に。

一番忘れてはならない最重要項目であると私はいつもそう考えています。

慰労会と娘孝行

月曜日は松屋長春のファミリー全員で日頃のお互いの頑張りを称え合う慰労会を開きました。



みんなの頑張りのおかげで、松屋長春が成り立っていられる事は言うまでもありません。

感謝の念を持っての楽しい慰労会となりました。

みんな、いつもありがとう。

これからも末永くお店を支えてください。よろしくお願いします。

実は日曜日の夜、長女が東京から一時帰省しておりました。

月曜日と火曜日の二日間、連休がもらえたようで仕事を始めてからの初めての帰省でした。

せっかくなので、この慰労会にも娘も参加させ、その後私と二人でお買い物に出かけました。



そして、ジェラートを食べ。



彼女の望みを少し叶えてあげる事が出来、充実した一日となりました。

火曜日には東京へ戻る前に一緒に喫茶店でモーニングを食べ、無事に送り出しました。

就職してから初めての帰省。彼女は彼女なりに頑張っていたようで、一度家に帰ると居心地の良さに東京へ戻りたくなくなるのではないか。そう考えていたようで帰省を我慢していたようです。

現在働いている和菓子屋さんのため、一生懸命ご奉公して役に立つ立派な職人さんになって欲しいものです。

精一杯の努力と試練に耐え抜く強い心を身につけてください。

パパは稲沢市から応援してます。

また帰っておいで。