この和菓子についてご紹介する時にいつも書いていますが、もう一回しっかり書いておきますね。
村雨とは強く降ってすぐ止む雨の事を言います。
「群れた雨」が意味するのは強い雨でありますが、いつしか「群雨(むれあめ)」が「村雨(むらさめ)」へと変化したと考えられます。
どうしてこの和菓子の生地が「村雨」となったかと言いますと。
私の個人的な予想ですが、そぼろ状になった細かい粒を強い雨に例えたのだと考えています。
本日ご紹介しますのは、藤の花をイメージした村雨製の和菓子。
自分で言うのもなんですが、ものすごく上手にできました。