松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



松屋長春の一番の強み

正月は一年の始まり

多くの人々が心新しく新年を迎えます。かつて旧暦の正月は立春とも結びつき、まさしく初春でした。正月の行事食として人々は雑煮をいただきます。この雑煮と花びら餅は深い関係にあります。正月、和菓子屋の店頭に並び茶の湯の初釜に使われる花びら餅がその雑煮に由来する菓子です。現在でも宮中では正月に召し上がられる行事食ですが、別名(包み雑煮)とも呼ばれています。15センチほどの丸くのした餅の中央に小豆の渋で染めた菱餅を置き、白味噌を塗って柔らかく煮た牛蒡をのせて二つに折ったものでまさしく包み雑煮です。

現在定着している花びら餅は明治時代、裏千家十一代世玄々斎家元が宮中のお許しを頂いて初釜に使われたのが始まりと言われています。


花びら餅は一月末まで作り続けます。

また、本日よりお正月の和菓子たちがお店を彩ります。

全部で29種。プラス羽二重餅で全30種です。

松屋長春は一年を通して上生菓子、つまり日持ちのしない和菓子が主体のお店ですがこのお正月は特別です。

普段から常時15種類ほどの生菓子を並べていますが、松屋長春の一番の特徴を出せるのがこの年末年始のこの時期です。

是非お店へお越し下さいませ。

材料が無くなり次第徐々に種類が減ってまいります。

お早めにどうぞよろしくお願いいたします。