松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



紫だちたる 藤たなびきたる

紫だちたる藤たなびきたる

枕草子の一節を少し拝借する形でそう書かせていただきましたが、大好きな藤の季節の到来です。

毎年心待ちにしている季節であります。

藤棚に藤の花房が整然と並ぶ姿は言葉を失ってしまうほどの美しさがあり、私個人的には桜の季節よりもこちらが大好きです。

満開の時期がゴールデンウィーク前後と、私の仕事の繁忙期と重なってしまうため、なかなかゆっくりと藤の花を愛でる時間は取れないのが残念です。

藤は桜と違い、花と葉が同時に芽吹きます。これも桜よりも私が好む一つの大事な要素であると思うのですが、皆さまはどうお感じになられますでしょうか。


餅米を元に作った昔からの保存食、道明寺粉を使った生菓子をお店に並べました。

清楚で可憐な藤を意識してつくりました。


私の家の藤の花ももうそろそろ満開を迎えます。