松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



かしわ餅

おはようございます。なかなかブログを書く時間が作れず、少し間が空いてしまいました。

また本日より時間のある限り、興味を持っていただけるような楽しい文が書けますよう精進いたします。変わらずお付き合いいただけましたら嬉しいです。




かしわ餅。

中はこしあんです。
柏餅は江戸時代が始まりと言われています。柏の木は新芽が出るまで古い葉が落ちません。一概にそうではないと私は思っていますが、そう昔から認知されています。

この古い葉と新しい葉が間を空けず、バトンタッチするところから世継ぎや子孫繁栄を願う武家から重宝されました。

餅を柏葉に包みそれを端午の節句に食べ始め、現在に脈々と引き継がれています。
柏餅は土地によって、店によって様々です。ピンク色の柏餅もあります。また中に使うあんも粒あん、味噌あんと多種多様に渡ります。

私の京都の修業先は新粉製ではなく、道明寺粉で作っていました。
当店ではひんやりとして、食感の良い新粉製。中もそれにマッチする口溶けの良いこしあんを使います。

色々食べ比べても面白いかもしれませんね。

たけのこ料理

先日、友人である割烹ほそののご主人のご実家で採らせてもらったたけのこを使って一品つくりました。





とてもいい筍です。

この筍は掘った後でほそのさんが茹で仕上げしてくれました。

何から何まで感謝です。
ほそのさんのお父様のオススメ筍料理は牛肉と合わせて食べると美味しいそうで、それを作ることにしました。
まず、昆布と鰹でしっかり出汁をとります。




牛肉を炒め、きちんと火が通ったら筍を投入します。






出汁を加え、日本酒と味醂、醤油、砂糖で味を調えます。





最後にお客様からいただいた木の芽を上にあしらい完成です。

料亭で食べるような、とても澄んだお出汁の筍料理はもちろん素晴らしいでしょうが、このような田舎仕込みの筍料理は私にとって格別です。
しっかりと味の染み込んだ筍。今年も春の味覚を充分に楽しませていただきました。

筍と木の芽は抜群の相性ですね。春の味、春の香りの代表格です。

わらび餅も終盤です

わらびもち



草餅と同じくこちらもそろそろ終盤を迎えております。

ゴールデンウイーク前後がその目安となります。

本日は涼しいですが、暖かくなってきますときな粉が湿気を吸うようになります。気温の上昇とともに冷やかでつるんとした食感のものが自然に欲するようになります。

そして口にさっぱりマッチする葛へとバトンタッチとなります。

このようなタイミング、瞬間に立ち会いますと季節に合わせた食材、旬の食材を使う事の重要さを知るのです。