松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



河原撫子

本日ご紹介の和菓子はこちら




河原撫子です。
外郎製。中は備中白小豆こしあんです。




なでしこは太古の昔より日本では女性に例えられます。それは撫子の花がとても小さく、可憐だからなのでしょう。

名前の由来も撫でたくなるほど可愛いところから撫子となったようです。

花言葉は無邪気や純愛。

どちらにせよ、やはり女性らしさに直結するような花である事に間違いはないのでしょうね。

この間も山で自生している撫子を見ましたが、小さいながらもひときわ目立ち、とても美しく私の目に映りました。



夏にピンクの和菓子はあまり多くはありませんが、うっすらと薄紅色が透けるこの河原撫子も趣深いものです。

外郎製の和菓子はこの暑い季節にもぴったり。冷蔵庫でひんやりとさせてからお召し上がり下さい。

羽二重餅も涼しげに

毎日暑い日が続いております。
さすがにこれだけ真夏日が続きますと身体もバテ気味になってきますよね。

松屋長春の仕事の中で一番の激務は間違いなく豆を炊く仕事です。火の近くで一日を過ごし、50キロほどのあんを持ち運びます。
室内の温度は50℃近くまで上がります。もちろんクーラーは全く効きません。

さすがに週に3〜4度ほどこんな日が続きますので、慣れたとは言っても辛い仕事には違いありません。



前置きは長くなりましたが、本日ご紹介します和菓子はこちら



羽二重餅も涼しげにつくりました。

玉しずくと銘打ってお店に並べております。


今週も暑くなりそうです。

皆様、お互いに熱中症には充分気をつけながら健康で過ごしましょう。

では今週もどうぞよろしくお願いいたします。

海もいいな

久しぶり。
本当に久しぶりに私の所属している黒鯛釣りクラブの相棒と誘い合わせて名古屋港に釣りに行ってきました。




彼は手羽先で有名な風来坊の鳴海店の若大将。
長きに渡りずっと仲良くしてくれている私の心の友です。

カンカン照りで茹だるような暑さの中、午前中頑張りましたが黒鯛は顔を見せてくれませんでした。

黒鯛釣りをよくご存知でない方もおいでだと思いますので、少しご紹介を。



堤防の岸壁に黒鯛はいます。

餌も際に付いているカラス貝を使って釣ります。



早起きして一生懸命とりました。



竿



こんな風にカラス貝を針につけます。
黒鯛は歯がとても丈夫。こんな貝などいとも簡単に砕いてしまいます。なので貝は直接針に刺します。

竿、リール、糸、針と極シンプルな仕掛けで大きな黒鯛を釣るスリリングなやり取りはとてもエキサイティングです。

今日は釣果には恵まれませんでしたが、また近いうちに魚の写真もアップできるようにいたします。

最近はずっと渓流釣りばかりに出かけていて私の趣味の原点を忘れかけていましたが、友人が海の素晴らしさを思い出させてくれました。



のんびり、ゆったりとした時間が心にゆとりをもたらしてくれました。

私は本当にいい友人に恵まれていると思います。
これからもこの友人たちを大切にしていきたいです。

私の全ての友人へ。いつもありがとう。感謝しています。
これからもよろしくお願いします。