松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



心が震えました

映画
聖の青春を観て。



心臓を鷲掴みにされました。言葉もありません。

自分の日々の生活に甘っちょろさを感じ、とても恥ずかしく思えました。

主人公の名は村山聖。
将棋の世界ではとても有名な方です。羽生善治7冠の好敵手として名を馳せました。



不治の病と必死に闘いながら、命を懸けたものただ一つだけに打ち込む姿はとても神々しく私の目に映りました。
曖昧な人生を歩む事をを拒み、信念を貫き通す彼の心意気は誰が見ても胸を打たれるに違いありません。
誰も自分の人生がいつ終わりを迎えるのかはわかりません。

今を生きる。瞬間を大切にしなければなりません。

私の幼馴染の現状もあり、余計に映画に心を寄せて観た次第です。

明日からの自分の立ち振る舞いにも少なからず影響を与えてくれました。
皆様にも是非観ていただきたい、そう素直にオススメできる映画です。

娘たちから

父の日に初めて娘たちからプレゼントをもらいました。



三女は今日一緒に写真撮ろうって。

次女は今日、ケーキをプレゼントしてくれました。



長女だけは父の日当日にプレゼントを送ってくれました。



私がビール好きなのを知っていて、おつまみにとチーズのセットをと考えたのでしょう。

父の日から遅れて何日経ったのかもんかりませんが、嬉しさは廃ることはありません。



なんだか幸せな週末になりました。

夏の花

外郎製の生菓子は一年中お召し上がりいただける、所謂オールマイティな和菓子です。

どの季節にもマッチしますが、ちょうど暑くなった今の時期には冷蔵庫で少しひんやりさせて食べると、より一層美味しいと感じていただけると思います。




夏の花と銘打ち、お店で並んでおります。

大きく花弁を広げた朝顔も可憐で美しいでしょうが、朝の日差しを待つ蕾の朝顔は芯に色をまとってより趣深く感じるのは私だけでしょうか。
植物によっては、昔より縁起の良いものとして言い伝えられてきたものがたくさんありますが、私はこの朝顔こそ子孫繁栄の縁起物としてうってつけの花であると思います。

夏が終わる頃たくさんの房を携え、中に一杯の種子を放出する朝顔はとても力強くて元気を与えてくれる私の大好きな花です。





毎朝、仕事場の外で私を元気付けてくれる大切な相棒です。