松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



こちらもスタートしました。

桜餅に続きまして草餅もスタートしました。



年末からお出ししています若草餅とは違う生地のものです。

若草餅は羽二重餅製、こちらの草餅は新粉製で食感のアクセントが違います。

よもぎをふんだんに使用しており、濃いよもぎ色が特徴です。

若草餅、草餅ともにお店に並べております。食感や味の違いも知っていただけましたらと思います。

桜餅、スタートしました。



桜餅、今年もお店に並べております。

西伊豆は桜葉の塩漬けの一大産地です。もちろん松屋長春の桜葉は伊豆産のものを使用しております。

それもサイズはMLという中途半端な設定ながらもジャストサイズなものを選定して作ってもらっています。



大きく首を縦に振る事ができるような、素晴らしい桜葉に仕上がっています。



松屋長春は20年ほど前から桜葉を二枚使用するオリジナルスタイルに変わりました。

この桜餅のスタイルが私には一番上品に映り、作っていても納得がいく桜餅の姿だと思っています。

上下からの桜葉が桜餅自体に香りとほんの少しの塩気を移します。この香りと塩気が桜餅の良さでもあるのです。

松屋長春の桜餅はお正月過ぎ早々にお店に並びます。早出しジャンケンのようですが、これが父の流儀なのです。

春に満開を迎え、私たちを桜並木の小径にいざなってくれる桜を一足先に感じていただけましたらと思います。

安田美沙子さん

安田美沙子さん、料理家の真藤舞衣子さんがお店へ来て下さいました。

安田さんのヘアメイクを担当している私の友人がお二人を連れてきてくれたのです。



安田さんにお会いするのは今回で2回目でしたが、変わらず気さくで笑顔の素敵な方。
もともとファンでしたが、より心酔してしまいました。

また料理家の真藤さんからは鮎のコンフィの作り方を懇切丁寧に教わりました。

夏に友人から天然の鮎をもらい冷凍庫に保存してあるものがあるので早速今度作ってみようと思っています。



天にも昇る心地とはこの事を言うのでしょうか。

幸せな時間でした。