松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



取材いただきました

先日、中日新聞の取材がございました。



毎週日曜日に掲載されているお仕事ファイルとしうコーナーの取材です。

小学生の記者が私の仕事について、質問をしてくれるといった趣向のものです。

私を取材してくれたのは小学5年、6年の女の子五人。私の家族、そしてお店は完全女系です。ですので、女の子の記者さんたちでとてもやりやすかったです。

なぜ、当店にスポットライトが当たったのかは皆目見当がつきませんが、松屋長春のような片田舎の小さなお店を選んでいただけた事をとても嬉しく感じた次第です。

取材のお話をお持ち下さいました中日新聞記者の辻さん、本当にありがとうございました。

和菓子の事、私の事、そして私の和菓子への思い。そういったものが、記者の皆さんにしっかり伝わればいいなぁと一生懸命おはなししました。

掲載は今月24日、日曜日の予定だそうです。お読みいただけましたら幸いです。

今回、みなさんと楽しみながらも真剣に私の思いや考えをお伝えしたつもりです。

和菓子の事、好きになってもらえたら嬉しいな。

なおい最中

なおい最中



国府宮神社のはだかまつりが迫ってまいりました。

今年のはだかまつりは2月17日の日曜日です。

このなおい最中、国府宮神社の御神宝である大鳴鈴を型取ったものであり、一年でもこのはだかまつり前後に一番多くお客様にお使いいただく和菓子となっております。



最中のあんは、丹波春日大納言小豆の粒あんを使用しております。

最中に丹波春日大納言小豆を使用するお店は全国探してもそうそう無いと思います。

とても強い自負を持ってこのなおい最中を作っております。

お土産としてお使いいただけましたら幸いです。

春の小径

突然ですが、春って鼻歌が似合いませんか?そしてスキップなんかも似合いませんか?

実際には鼻歌もスキップもする事は無いとは思いますが、春はそんなイメージです。

秋は紅葉や黄葉の季節。落ち葉の上を歩く時には春のようなイメージとはまた違い、しっとりとした落ち着いた心持ちになると思います。

これは寒い冬が過ぎて、暖かい春の訪れを心から歓迎する気持ちがあるからでしょう。先祖代々、大昔から日本人のDNAとして受け継がれているのかもしれませんね。

前置きがいつも長くなりがちですが。



春の小径と銘打ってお店に並べました。

小さな花、名も無き草たちが顔を見せてくれる。そんな春の小径をそぞろ歩くイメージがこの菓子の淡いタッチの色合いにしっくりと馴染むような気がしています。

この春の小径、しばらくの間はお店に並べます。