松屋長春の和菓子便り
尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。
舌が出るほど
おはようございます。
今週も変わらずのお付き合いをよろしくお願いいたします。
製餡がたいへんな季節に突入してまいりました。
真夏のとても暑い日はもちろん汗だくで辛いのですが、梅雨に入ってからのジメジメした湿気が多い中での作業はじわじわとボディブローのように体力を奪われるものです。
犬のように舌が出てしまうほどであります。

今週のスタートは備中白小豆こしあんから。
芯まで火が通ったことを確認してから、小豆の皮と中身であるこしあんのもととに振り分けます。
それから水で何度もしっかり晒して絞ります。
和菓子職人は重たい仕事も多いです。しっかり食べて体力つけて頑張ります。
明日は絞り終えた後から仕上げまでのご紹介をしようと思っております。
今週も変わらずのお付き合いをよろしくお願いいたします。
製餡がたいへんな季節に突入してまいりました。
真夏のとても暑い日はもちろん汗だくで辛いのですが、梅雨に入ってからのジメジメした湿気が多い中での作業はじわじわとボディブローのように体力を奪われるものです。
犬のように舌が出てしまうほどであります。

今週のスタートは備中白小豆こしあんから。

それから水で何度もしっかり晒して絞ります。
和菓子職人は重たい仕事も多いです。しっかり食べて体力つけて頑張ります。
明日は絞り終えた後から仕上げまでのご紹介をしようと思っております。
あじさいとかたつむり
雨の日曜日です。
ただいま稲沢あじさいまつりの会場でお使いいただきます、茶席菓子をお届けし終えたところです。
配達で性海寺へお邪魔した際、少しだけ紫陽花の花の写真を撮ってまいりました。

先週と違って満開です。
変わり種の紫陽花もありました。

白い綿菓子のような紫陽花なども変わっていて私の目を引きました。

この綿菓子の葉は紫陽花ではないようなイチジクの葉のような形をしています。
それでも紫陽花の仲間なんですね。
面白い。
私の性分なんだろうと思いますが、色々な事に思いを馳せアンテナを多方面に張り巡らせるきらいがあります。
近頃、とても気になっているのが「あじさいとかたつむり」です。
私が小さかった頃、あじさいとかたつむりはセットでした。
紫陽花の木を見ると大小たくさんのカタツムリが葉の上を這っていたものです。
紫陽花の写真やイラストなどを見てみても必ずと言っていいほど、あじさいとカタツムリはセットになっていました。
しかし今日もそうでしたが、一生懸命探してみてもカタツムリは見つかりません。
環境の変化によってカタツムリがいなくなったのか、消毒剤のためカタツムリが付かなくなっているのか、それともカラスなどの外敵に脅かされているのか。
色々思案してみましたが、原因は私にはわかりません。
「あじさいとかたつむり」と同じように考えてみますと「無花果にゴマダラカミキリ」、「桑の木にカマキリ」などが容易に思い浮かびます。
それは小さい頃、外で遊びまわった経験をもとに頭の中に自然に組み込まれた私の経験なのです。
そういえば、ゴマダラカミキリもカマキリも近頃はあまり見かけなくなったように思えます。
地球温暖化などの環境変化に生き物も付いていけなくなってきているのかもしれません。
とても寂しい事です。
話は戻りますが、一年を通して桜、藤、紫陽花、紅葉など観賞の対象となるイベントは数多ございますが、主役に目を向けるだけでなくカタツムリのような脇役にも注目してみるのも一興ではないでしょうか。
ただいま稲沢あじさいまつりの会場でお使いいただきます、茶席菓子をお届けし終えたところです。
配達で性海寺へお邪魔した際、少しだけ紫陽花の花の写真を撮ってまいりました。

先週と違って満開です。
変わり種の紫陽花もありました。

白い綿菓子のような紫陽花なども変わっていて私の目を引きました。

この綿菓子の葉は紫陽花ではないようなイチジクの葉のような形をしています。
それでも紫陽花の仲間なんですね。
面白い。
私の性分なんだろうと思いますが、色々な事に思いを馳せアンテナを多方面に張り巡らせるきらいがあります。
近頃、とても気になっているのが「あじさいとかたつむり」です。
私が小さかった頃、あじさいとかたつむりはセットでした。
紫陽花の木を見ると大小たくさんのカタツムリが葉の上を這っていたものです。
紫陽花の写真やイラストなどを見てみても必ずと言っていいほど、あじさいとカタツムリはセットになっていました。
しかし今日もそうでしたが、一生懸命探してみてもカタツムリは見つかりません。
環境の変化によってカタツムリがいなくなったのか、消毒剤のためカタツムリが付かなくなっているのか、それともカラスなどの外敵に脅かされているのか。
色々思案してみましたが、原因は私にはわかりません。
「あじさいとかたつむり」と同じように考えてみますと「無花果にゴマダラカミキリ」、「桑の木にカマキリ」などが容易に思い浮かびます。
それは小さい頃、外で遊びまわった経験をもとに頭の中に自然に組み込まれた私の経験なのです。
そういえば、ゴマダラカミキリもカマキリも近頃はあまり見かけなくなったように思えます。
地球温暖化などの環境変化に生き物も付いていけなくなってきているのかもしれません。
とても寂しい事です。
話は戻りますが、一年を通して桜、藤、紫陽花、紅葉など観賞の対象となるイベントは数多ございますが、主役に目を向けるだけでなくカタツムリのような脇役にも注目してみるのも一興ではないでしょうか。
花を食す
本日と明日の二日間は稲沢銘菓、ベニサザンカの特別販売日です。
今月のベニサザンカは

外郎製、中は備中白小豆こしあんです。
毎月、手を替え品を替え12ヶ月それぞれの特色が出るように知恵を絞り開発しました。
6月、7月、8月の3カ月間はベニサザンカの花を使用したものとなっております。
開発当初はベニサザンカの花が実際に食べられるのかどうか未知の世界でわかりませんでしたが、保健所のご指導のもと食しても何ら問題ないとのご返答をいただき使うに至りました。
山茶花の花はお召し上がりになられた方は普通おられないでしょう。薄紫色の優しい色合いがとても儚げで可愛らしいものです。
この3カ月間の間に是非ご賞味下さいませ。
今月のベニサザンカは

外郎製、中は備中白小豆こしあんです。
毎月、手を替え品を替え12ヶ月それぞれの特色が出るように知恵を絞り開発しました。
6月、7月、8月の3カ月間はベニサザンカの花を使用したものとなっております。
開発当初はベニサザンカの花が実際に食べられるのかどうか未知の世界でわかりませんでしたが、保健所のご指導のもと食しても何ら問題ないとのご返答をいただき使うに至りました。
山茶花の花はお召し上がりになられた方は普通おられないでしょう。薄紫色の優しい色合いがとても儚げで可愛らしいものです。
この3カ月間の間に是非ご賞味下さいませ。