松屋長春の和菓子便り
尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。
感謝
よく和菓子屋は起業するのがとても困難だと言われます。少なくとも私たちの業界ではそう言われています。
それは製菓機械を揃えるというばかりでなく、道具類を揃えるのが極めて難しいからであります。
道具類の中でも現在一番貴重なものの一つとして木型があります。
昔は彫り師が多く、木型に適したとても硬い木が多く存在しました。また、そうした木型を購入するにも比較的安価で仕入れられました。
しかし今は彫り師はもう数人しか残っていないそうで、木型を一つ注文するだけでウン万円もコストがかかってしまいます。
どの業界にも問題は山積するでしょうが、和菓子界にもこうした問題はたくさんあるのです。
先ほどおはなししました木型の一つを使ってこなし製の生菓子をつくりました。
もみじの木型を使ったものです。
木型はこちら
松屋長春の創業者である、祖父が購入したものです。
祖父が墨で書いた文字もそのまま残っています。
先代が遺してくれた木型や焼印、お店。
祖父、父、そして私へと受け継がれてきました。
こうしたものを大切に使わなければなりません。
感謝の毎日です。
それは製菓機械を揃えるというばかりでなく、道具類を揃えるのが極めて難しいからであります。
道具類の中でも現在一番貴重なものの一つとして木型があります。
昔は彫り師が多く、木型に適したとても硬い木が多く存在しました。また、そうした木型を購入するにも比較的安価で仕入れられました。
しかし今は彫り師はもう数人しか残っていないそうで、木型を一つ注文するだけでウン万円もコストがかかってしまいます。
どの業界にも問題は山積するでしょうが、和菓子界にもこうした問題はたくさんあるのです。
先ほどおはなししました木型の一つを使ってこなし製の生菓子をつくりました。
もみじの木型を使ったものです。
木型はこちら
松屋長春の創業者である、祖父が購入したものです。
祖父が墨で書いた文字もそのまま残っています。
先代が遺してくれた木型や焼印、お店。
祖父、父、そして私へと受け継がれてきました。
こうしたものを大切に使わなければなりません。
感謝の毎日です。