松屋長春の和菓子便り
尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。
くさもち
わらび餅、桜餅に続いて本日は「草餅」のご紹介です。
これにて春の代表菓が全て揃いました。
松屋長春の草餅は特によもぎを多く投入しています。
一切着色していない状態でこの深緑色の色合いを出そうとするならば、余程投入しなければならないこと、皆様もおわかりになっていただけると思います。
よもぎをたくさん投入することによって、この深い色合いが出て、より強いよもぎの香りや味わいを強く感じられるという素晴らしい恩恵があります。
桜餅だけは桜が散る頃に終わりを迎えますが、わらび餅とこの草餅はゴールデンウィークあたりまで販売を続けることとなります。
松屋長春の和菓子の中でも息の長いものの一つであります。
よもぎ繋がりでの余談ですが、韓国の女性専門のサウナではよもぎを下から焚いて身体を燻すという興味深いものがあったように記憶しています。
美容にとても良さそうです。
あれ、男性でもできないのかなぁ。
一度やってみたいと思うのは私だけでしょうか。
フォーギヴ
forgive
許しなさい
許せない事って誰でもあります。
今夜は疲れ切ってる自分が脂ギッシュな肉を欲してしまっていました。
太り気味の自分を今日は目をつぶって、甘んじて許しました。
許す。たまにはとっても大事な事だと思います。
また明日からガンバロウ。
さくらもち
春の代表菓「さくら餅」もお店に並びました。
ある考えが頭をよぎり、今年からさくら餅に使うもち米を全て変更したのです。
結果、モチモチの食感が増してとても満足のいく出来になりました。
春の味、春の香りが口に広がり、鼻へと気持ちよく通り抜けていきます。
春の吐息が聞こえてくるようです。