松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



山時鳥

目には青葉 山時鳥 初鰹




山口素堂が詠んだ有名な俳句です。




春から夏にかけて、心に留めたものを羅列しただけの句でありますが、うーんなるほど!と唸ってしまうほど端的でありながらしっかりと的を得ています。




それも観点が視覚、聴覚、味覚に上手に分けられています。




そんなところに山口素堂の頭脳明晰さだけでなく、非凡なるセンスを感じます。




松屋長春の「山ほととぎす」です。








軽羹製、丹波大納言小豆粒あんにて仕上げてあります。

心の風景

渓に分け入り、心地よい木漏れ日を浴びながら、川の流れに身を任せる。




川のせせらぎが奏でるリズムが蓄積した心のささくれを少しずつ治してくれる。




これが、私が毎年楽しみにしている愛おしい初夏の風景です。




心の友、フレンチ「壺中天」のオーナーシェフとの二人釣り旅が来週月曜日に迫ってきました。




どうも雲行きが怪しくなっているようで、どうにかお天気になってくれ!と、今から祈っているところであります。




本日ご紹介の和菓子はこちら。








「山青葉」と銘打ってお店に並べました。




渓流の川面に映り込んだ川辺の青葉をイメージしてつくっています。




誰にでも心の風景というものがあるでしょうが、私にとってはこの「山青葉」が間違いなくいつまでも脳裏にしっかりと残る、かけがえのない風景なのであります。

営業時間の変更

おはようございます。




新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言を受けまして、昨日から閉店時間を18時から17時に変更しております。











宣言解除まではこのままの閉店時間で続けていくこととなりそうです。




また閉店時間が戻ることになりましたらご案内いたします。




お客様におかれましては、いましばらくの間ご理解ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。