松屋長春の和菓子便り
尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。
大人びていてシックでゴージャス
夏の間あれほど好きで好きで仕方がなかったクーラーにお別れを告げ、そろそろ風呂上がりの扇風機ともサヨナラしようかという季節になってまいりました。
朝晩の気温の低さは震えがくるほど。(とは言いましてもまだまだ私は半袖で仕事をしておりますが。)
秋本番を肌で感じる季節です。
高度の高い山などは木々の色づきが深まってきているのではないでしょうか。
本日は「深山路」と銘打ってお店に並べた村雨製の和菓子のご紹介です。

山の人しれぬ小道に積もる落ち葉をイメージしてつくりました。
うら寂しくも感じる秋の風景でありますが、、どこかシックであり、どこかゴージャスでもあり、どこか大人びた印象を私は持っています。
それは私が生まれたのが晩秋だから余計にそう感じるのでしょうか。
秋。
やはり私にとってはとても愛おしい季節なのです。