松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



すはま

おはようございます。寒い寒い朝です。




月曜日。




普段ならば定休日のところでありますが、本日もお店は開いております。




もちろん来週月曜日も営業いたします。




一か月近くはお休み無しとなりますが、元気に走り続けていきたいと思います。




さて、先日はお干菓子の「打物」をご紹介しました。




本日は「州浜」を仕上げましたので少し「州浜」について書きますね。




「州浜」は「すはま」と読みます。




原材料はきな粉と飴とお砂糖でできております。




食感は全く違いますが、味はげつこつ飴のようであるとご説明すればおわかりいただけますでしょうか?




誰もが好きな香り、味わいだと思います。




私の修行先である京都末富で習ったこの「州浜」。松屋長春に戻ってからも少し仕様を変更しながらつくり続けています。




末富ではお正月は松葉のデザインでつくっていましたが、松屋長春では蕨を採用しました。




一個ずつ丁寧につくりました。








本日はお干菓子の詰め合わせの箱入りの中でも個性溢れるレギュラーとしてお客様にぜひ愛していただきたい「州浜」のご紹介でした。