松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



打物

私たちの業界では「打物」と呼ばれる和三盆糖のお干菓子を打ち仕上げたところです。




そろそろお正月に販売するお干菓子を順次揃えていく時期になってきました。




やることが一杯で、気持ちばかりが先へ先へといってしまいがちです。




きちんと頭と心を整理しながらじっくりと仕事に向かい合わなければなりません。




前にもお話しましたように松屋長春の「打物」は和三盆糖100%。純血であります。




その口溶けの良さと深い香りと味わいは純度100%でなければ味わう事はできません。




本日はお正月用に打った「打物」の一部が出来上がりましたのでご紹介いたします。
























箱入り、バラ売り。どちらも対応可能商品であります。

はぶたえもち

羽二重餅の焼印が雪の結晶から雪だるまにかわりました。








ちょうど今、大きな寒気が日本を覆おうとしています。




そして、クリスマスの一大イベントがもうすぐそこに。




そんな意味ではタイムリーな焼印ではないかと思っております。




年末が近づいてきますと、干支の焼印にまた代わることとなります。




少しの間ではありますが、よろしくお願いいたします。

8日と36時間

お正月に販売します「花びら餅」の真ん中に据えるごぼうを仕上げました。








蜜漬けの缶詰も当然売ってはいますが、土付きのごぼうを洗って煮て蜜に漬ける。




そうやって手をかけると、やはり香りや味わいまでもが上出来であると胸を張って言えるものに仕上がります。




そんなところにも妥協したくはないですし、時間も手間も惜しみたくはないのです。




今年も素晴らしい「花びら餅」がお客様にご提供できそうです。




お楽しみにお待ちくださいませ。




師走も半ばを過ぎてしまいました。




毎年の事なので慣れてしまえばいいようなものですが。




こうなってきますと仕事の進み具合を感じるにつれ、焦りがどんどん膨らんでしまいます。




ああ、1週間が8日あればいいのに。。。




ああ、1日が36時間もあったらいいのに。。。