松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



レモン羊羹 続編

昨日ご紹介いたしました「レモン羊羹」の続きです。




商品の写真だけではなく、たまには製造工程や材料のお写真のアップがあってもいいのではないかと思い、追加で投稿いたします。




1枚目のお写真はちょうどレモン羊羹が上がったところ。








2枚目は備中白小豆の生あん。(小豆から炊き、生あんと捨ててしまう小豆の皮に分けて出来上がったところの写真です。羊羹の母体となる一番大切なあんです。この小豆が素晴らしいものでないと、素晴らしい羊羹ができるはずもありません。)








3枚目、4枚目は使ったレモンです。たくさんのレモンを一度に投入するんです。












酸味と甘味のバランスがとても秀逸。今年も納得の仕上がりになりました。




今年はご注文がある限り、できるだけ多くつくる予定です。




ご来店、そして地方発送のご用命をお待ちしております。

レモン羊羹

今年も「レモン羊羹」が出来上がりました。








フレッシュなレモンの果汁をたっぷり投入して仕上げております。




当然でありますが、香料なども一切使用しておりません。




このトパアズいろの特別な香気を感じ取っていただきたいです。




こちらの「レモン羊羹」地方発送、お承りいたします。お電話にてお申し付けくださいませ。

水面に映る新緑いろ

梅雨入りを控えたこの頃合いを迎えますと、少しひんやりとした和菓子が好まれるようになってきます。




ゴールデンウィークを境に松屋長春のショーケースに並ぶ和菓子たちが夏もようへと一気に変貌を遂げます。




そのハシリとなる和菓子の一つが、本日ご紹介いたします「山青葉」です。








目にも優しい新緑いろに染めた村雨を蒸し上げ、丹波大納言の蜜漬けを散らして錦玉と合わせました。




山あいを清らかに流れる渓流の水面に映り込む木々の若葉を表現した和菓子です。




冷蔵庫でひんやりとさせてからお召し上がりいただきますと、一層おいしさが引き立つと思います。