松屋長春の和菓子便り
尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。
うなぎ
昨夜、鰻を焼きました。
出来上がったのは鰻ざくと鰻ごはん。
娘の友人のおじいちゃんが木曽川で鰻を釣って、それを持ってきてくれたのです。
養殖鰻でも貴重なのに、天然鰻。それも木曽川の鰻は聞くところによると特に極上だそうです。
おじいちゃんには感謝してもしきれません。ありがとうございます。
鰻と真剣に対峙する事が娘の友人のおじいちゃんに対しての私としての一番の御礼だと思います。
一生懸命心を込めてつくりました。
しかし最初から頓挫。
鰻のタレのつくり方がわからず、先日鰻の話を書いた時にご紹介しました友人「懐食しばた」のご主人に電話で伺ってタレから仕上げました。
柴ちゃんありがとう。
柴ちゃんのおかげで既製品とは全く違う出来栄えになりました。
鰻ざくは名古屋式と言いますか、我が家の伝統的な味付けで少し甘みを強めに仕上げました。
鰻ごはんは鰻を焼いた時のタレ(鰻からの旨み充分のタレ)を白飯に加えたので、より濃厚に仕上がったと思います。
お盆営業が重なった今回は一週分休みが飛んでしまったので、二週間近く休み無しで働いています。
思いがけない嬉しいプレゼントをいただき、おかげさまで元気が出ました。
「長い物には巻かれろ」とよく言いますが、鰻には思いっきりマフラーのように巻かれたい私です。
やっぱり鰻は大好物不動の第一位であります。