松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



羽二重餅の特別販売のご案内(関東圏)

本日は大切なご案内があります。




最後までお読みいただけましたらと思います。




新型コロナの影響で、ずっと関東圏での羽二重餅の特別販売が滞っておりましたが、この度新宿タカシマヤより販売のご依頼を頂戴しましたので、ここに詳細を記します。




【販売日】10月15日(土)




【販売店】新宿タカシマヤ




【販売品目】羽二重餅5個入り、季節の生菓子5種5個入り




まだそれぞれの箱数のご用命はございませんので、ここで記すことはできませんが、事前のご予約可能であると思います。




ご予約ご希望のお客様におかれましては、直接新宿タカシマヤまでお問い合わせいただきますようお願いをいたします。




【新宿タカシマヤ、代表電話番号】03-5361-1111




関東圏のお客様へ。




大変長らくお待たせをいたしました。




心を込めて一生懸命つくります。




今回の販売で、関東にお住まいのお客様と多くのご縁がありますように。




追記ですが、羽二重餅の写真は現在販売しているものです。








現在はもみじの焼印でのご提供ですが、販売いたしますのはハロウィン仕様となります。それも特別仕様の包装となります。




お楽しみになさっていてください。

なんとなく

本日ご紹介の和菓子は「時雨」と呼ばれる生地を使っています。








「時雨」。私はこの言葉がなんとなく好きです。




「時雨」という漢字のかたちも、「しぐれ」という言葉の響きも、なんとなく好きなのです。




「時雨」とは通り雨のこと。




何故だかわかりませんが縁側に座ってただただ静かに、ランダムに落ちる雨音だけに耳を傾けていた小学生の頃の自分の事を思い浮かべます。




雨に自分を徐々にシンクロさせていくと、心が満たされていく自分がわかったものです。




私にとって、それはとても贅沢な時間でした。




おはなしは和菓子の「時雨」に戻りますが、先人たちはどうしてこの生地に「時雨」と名付けて呼んだのでしょう?




それが今でも全く理解できない事柄であります。

いき

稲沢市の稲が色付いてきました。











うん、秋だなぁ。




吸う息が気持ち良くなってきた。