松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



カレー

いつも休日をともにしている岡崎の和食屋さん「懐食しばた」のご主人がお買い物に来てくれると言う事で、3日かけてカレーを用意しました。




逆回しで写真載せます。




①カレー粉を入れる前








②飴色玉ねぎ








③豚バラ肉ブロック








④フードプロセッサーで細かくした人参と馬鈴薯








これで準備完了。




明日は家族もパートさんたちも一緒に食べましょう。




柴ちゃん、お楽しみに。

ミニマリズム

秋本番に突入し、「羽二重巻」のあんが紅色にかわりました。








季節に合わせて、こうしてあんの色をかえていく「羽二重巻」は羽二重餅とは違って焼印を施しません。




あんの色だけで一瞬を表現するというのは潔くてシンプルで。




最も好みとする表現法であるかもしれません。

もろこし

「もろこし」というイネ科の植物があります。




とうもろこしとは全く違うもの。




毎年この季節になりますと、この「もろこし」をすりつぶして粉状にしたものを羽二重餅に混合し、和菓子をつくります。




本日はその羽二重餅製の和菓子「もろこし餅」のご紹介です。












着色は全くしていないので、「もろこし」の色合いがそのまま出ています。




秋らしくていい色だと思います。




一年でこの時期だけ、この和菓子だけに「もろこし」を使うことに決めています。




短い期間ではありますが、是非一度お召し上がり下さいませ。