松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



天井

毎日まいにち。天井ばかり見て過ごしています。








実は私、先週の月曜日に痔の手術を受けました。




今日でちょうど一週間たちます。




術後は痛くなるんだろうな。そんな風になんとなく軽く考えていたのですが。。




人によって痛みの感じ取りかたは違うとは思いますが、私にとってはそれはそれは地獄と表現してもいいほどの激痛に悩まされています。麻酔が薄まっていく4日目あたりから痛みが激しくなりました。




今まで私が経験した痛みでは2番目です。1番痛かったのは左耳に血がたまり、(柔道家やラグビー選手がよくなる、あの餃子のような耳のこと)手術してもらったとき。




あれは、のび太くんよりもはやいほど寝付きがいい私が一睡もできなかったほどの痛みでした。




両親と娘夫婦とお店のスタッフさんたちにお願いして一週間は部屋で休みをもらって寝ていたのですが、(今も横になって、この文章を書いています。)いつになったらこの辛さが薄れていくのだろう?というほど変わらず苦しいです。




横になりながら、出産を経験された方々ってこんな苦しみを味わっていらっしゃるのだろうか。とか、大病を患って闘病生活を余儀なくされている方々も毎日こんな大変な痛みとたたかっていらっしゃるのだろうか。などと色々考えたりしています。




私は痔の手術なので大病の方からは「命に関わりないんだから我慢しなさい!」とお叱りを受けると思いますが、痛み苦しみを少しだけ共有できているような感覚でいます。




なぜ私が正直にこう書いたかと申しますと。




日本人の3人に1人は痔に悩んでいると言われています。




この文を読まれた方で、もし痔でお悩みの方がいらっしゃるならば早く受診をとお勧めしたいからであります。受診を遅らせるという事は何もいい結果を生み出しません。今回私はそれがよくわかりました。




余生を少しでも楽に過ごしたいならば、やはり出来るだけ早く病院へ行った方がいい。そう思って書きました。




病院へ行って初めて受診する時も、この文章を書くのも、最初はとても恥ずかしく勇気の要ることでした。




でも、「えいっ!」と勢いをつけて飛び込んでみると「なーんだ」とそうでもなかった事に気付かされます。




この先いつ楽になっていくのか不透明ですが、徐々に仕事に復帰できるようにしていきたいと考えています。




今はまだ部屋から外を眺める事しかできませんが、治った暁にはビールもまた飲みたいですし、美味しいご飯も食べたい。




そんな楽しい事を想像しながらもう少し頑張ります。




基本的には横になって痛みを堪えているだけなので、ブログは毎日更新します。変わらずお付き合いいただけましたら嬉しいです。