松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



ききょう

秋の七草の一つに数えられる「桔梗」。




桔梗の花を模した外郎製の和菓子を販売しております。








秋の七草なのに少し早いのではないのか。そんな風に思ったりもしますが、実はそうでもないのです。




桔梗の花はもう随分前から咲いているのですから。




古い書物や伝記などに出てくるような昔の季節感と現代の季節感とは少しだけズレがあると私は考えているのですが、そういったズレの部分を和菓子のご紹介に合わせてのご説明も必要になってくるとも思っておりまして、こうした補足をしているところです。




そもそも春の七草や秋の七草などは7種類もあるのですから、全く同じタイミングでというわけにはいかないのです。

萩の露

松屋長春の本葛製の蒸し菓子の中では、本日ご紹介いたします「萩の露」だけは特別であります。








何が特別なのかと言いますと、その味わいと食感にあります。




本来、本葛製の和菓子の食感は「ツルっ」が一番の特徴ですが、この和菓子は「ツルっ」に「モチモチっ」が加味されます。




詳しくは書きませんが、是非この特別感を味わっていただきたいと思います。

くれぐれも

おはようございます。








台風が迫り近づいています。




お客様のご予約がございますので、いつもと変わらずお店は開きます。




ご来店予定のお客様はくれぐれも気をつけてお越しくださいますよう強くお願いを申し上げます。




また外出に危険を感じられるようでしたら、ご遠慮なくキャンセルのお電話をお掛けください。