松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



ケビンスペイシー

映画「光の旅人K-PAX」を観ました。








精神科医の元に特別な患者が来る。




そこから物語は始まります。




その患者は光を旅してK-PAXという国から来たと言う。




しかし、その患者が言動はどう考えても精神病患者のものではなく、全てが的を得ていた。




時間が経つにつれ、患者は病棟にいる全ての患者たちに好影響を与えるようになり。。。




ここから先は詳しく書きはしませんが、最後にあっと驚く結末が待ち構えていました。




結末の解釈のしかたは人それぞれですが、私個人的にこれだと言うものを結論付けて大いに納得したところです。




精神科医を演じるジェフブリッジズの大人びた円熟味ある演技に酔いしれ、患者役ケビンスぺイシーの他の追随を全く許さないほどの素晴らしい演技に驚かされました。




詳しくは知りませんが、もしこの作品でケビンスぺイシーがアカデミー賞助演男優賞を受賞していなかったとしたら、この年の審査員の目は節穴であったであろうと感じるほどであります。




結末に向かって「この先の展開はどうなる!どうなる!」と先を急ぎたくなってしまうほど、この映画を食い入るように観てしまいました。




Amazonプライム・ビデオでこの映画をたまたま見つけて観た次第ですが、こんな怪作、快作、力作を今まで知らずにいたとは情けない限りです。




映画マニアを自称する私の目が節穴だったのかもしれません。




とにかくものすごい映画です。




皆さまにも絶対に観ていただきたく、時間をかけて長文にて書きました。