松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



侘び

余分なものをできる限り排除したようなものは極めてシンプルであり、そんなところに「侘び」という美を感じます。




本日は国府宮神社にて12月の月釜が催されます。




ご担当の先生からの特別なご要望があり、この道明寺製の生菓子をつくりました。








純白の道明寺に大島あん(黒糖の丹波大納言小豆こしあん)を合わせました。頂には大ぶりな氷餅をあしらってあります。




少し大島あんが透けて趣がより出たのだと納得しているところです。




この茶席菓子は松屋長春の店頭でも販売いたします。




松屋長春では「冬ごもり」と銘打つことにしました。




お召し上がりくださいますご来席のお客様、そして店頭でお買い求めくださいましたお客様に「侘び」というものを感じていただけましたら嬉しく思います。

キビシ〜〜

本日もおつかれさまでした。




今夜はイチローズモルトで乾杯。








イチローだけに「キビシ〜〜」(by財津一郎さん)








ネタが古過ぎてわからん人が多いか。笑

スノーフレーク

本日は干菓子のご紹介は一旦休止して、お店に並べた新作の生菓子のご紹介をさせていただきます。




「スノーフレーク」と銘打っての販売。








私の私だけのイメージですが、雪の降る夜はいつもとは違ってなんとなく明るい感じがします。




雪がはらはらと舞い落ちる夜を明るい青で、「スノーフレーク」を銀粉で表現しております。




 




私は同系色という選択をあまりしませんが、今回はあんの色を同系色にしました。




新作というのはつくり手にとって非常にワクワクするものであります。