松屋長春の和菓子便り
尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。
エール
娘夫婦が店頭で接客するようになり、めっきりお店へ顔を出す事がなくなった私。
それでもたまにですが用事があって仕事場からお店へ出たり、道路を挟んだ向かい側の駐車場奥の倉庫へ行ったりする事があります。
そんな時、よくお客様から「いつもブログ読んでいます。」とお声がけいただきます。
昨日も道路を渡る時にお客様が声をかけてくださいました。
いつしかブログを書く事が日課のようになった私ですが、正直なところ「仕事だけで精一杯、面倒くさい」と感じることも少なくありません。
こうして励まし、応援、エールを頂戴しますと、涙が出るほど嬉しいです。また頑張って書こうと元気が出ます。
みなさま。いつもお読みいただき、本当にありがとうございます。
この先いつまで続けられるかは自分でもわかりませんが、心のままに、正直に、裏表なく書いていけたらと思っております。
前置きが長くなりました。
本日ご紹介いたしますのは、「春に咲く」という蒸し羊羹製の和菓子です。

もちっとした蒸し羊羹の生地にふんわりとした食感の軽羹製の生地をはるいろ2色で合わせて仕上げました。
誰かが読んでくださっている。それを励みにまた明日も書いていきます。
変わらずお付き合いくださいましたら最高の幸せです。
腕
少し気が早い気もしますが、和菓子は「さきどり」が基本路線であります。
早いのはいいけれど、ご案内が遅くなってしまうのはいけません。
羽二重餅でこさえた満開の桜、販売スタートです。

話は変わりますが、先日長女の友人が釣った魚を持ってきてくれました。
カンパチとマダイ。


脂がのって最高に美味しかったです。
ものすごく久しぶりに出刃包丁と柳刃包丁を持って捌きました。
包丁さばきは自信が無いわけではないのですが、これほど長く持っていませんと前より捌くのに時間がかかっているのではないかと感じるほど手間取ってしまいました。
やはり料理人さんのようにはいきませんね。毎日の鍛錬が必要であることがわかります。
でも、ご安心ください。和菓子においては毎日携わっております。腕は全く落ちておりませんので。
アルバイト
先日、三女がお世話になったアルバイト先を卒業しました。
4年と2か月。長い間、アルバイトを変えることなく一生懸命お店のために尽くしましたね。本当におつかれさまでした。
この貴重な経験がきっとこの先大いに役立つ事と思います。就職しても今までと変わる事なく懸命に会社のために尽くしてください。
実は両親と私は三女が働いていた職場へ一度も行った事がありませんでした。(特に私は行く機会は何度もあったのですが、15Fまでエレベーターで上がるのが面倒くさかったのか行く事はなかったのです。)
三女がバイト先をやめてしまう前に家族みんなでご挨拶も兼ねて行こう!となり、お邪魔だったかもしれませんが行ってまいりました。



結果、行って本当に良かったです。
素晴らしいロケーションの職場。そしてステキな同僚の方々ともご挨拶できました。
世の中の子を持つ親御さんへ。
可能ならば、一度はお子さんのアルバイト先へ顔を出される事をお勧めいたします。きっとご自分の子どもがキラキラと輝いて見えることと思います。