松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



鏡面仕上げ

「水ようかん」の最も魅力的な点の一つは鏡面のような質感であると思います。




もう一つはつるんとした口当たりとさっぱりした味わいであります。




松屋長春特製のこしあんでつくった「水ようかん」の販売が始まっております。









羽二重餅の特別販売について

岐阜タカシマヤ様より羽二重餅の販売のご依頼を頂戴しました。




販売日は5月29日(水)の一日限りであります。




販売の詳細は伝え聞いておりません。事前のご予約も可能なのかも不明です。




ご購入ご希望のお客様は誠にお手数ですが、岐阜タカシマヤまでお問い合わせくださいませ。




岐阜タカシマヤ




TEL058-264-1101




1977年創業の岐阜タカシマヤは地元に根差した営業をもう少しで終えようとしています。私にとっても準地元であり、馴染みのあるデパートでありました。




市民に愛された百貨店が無くなってしまうのは、とても寂しいことでありますし、また住民の方々にとってもお買い物をする場が減り不便な事が多くなるでしょう。




このような大切な時期に松屋長春の羽二重餅を販売させていただける。とても身が引き締まる思いです。




お買い求めくださいますお客様にご満足いただけるよう、心を込めてつくることをお約束いたします。








追記ですが、岐阜タカシマヤのお写真を岐阜市の観光協会様からお借り致しましたことをここで記させていただきます。(観光協会様、ありがとうございました。)

清流

稚鮎が海から川を遡って、苔むす石を食み出す季節となりました。




鮎と無縁の土地に住まれる方もたくさんおいでだとは思いますが、木曽三川の近くに住む私は小さい頃から鮎は馴染み深い魚でありました。




先日ニュースで見ましたが、長良川の鵜飼観光船の運行が始まったそうです。




今年も鮎、食べられるかな。




塩焼きと言えば鮎と太刀魚。




私の中ではそう決まっております。




鮎の話から話が広がってしまいました。




さて、本題です。




羽二重餅を淡いブルーに染め、力強く遡上する鮎の図案の焼印を施して仕上げた和菓子「清流」の販売が始まっております。




個人的には「清流」という名前がなんだかしっくりきて、気に入っているのですがどうでしょう。