松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



本日の茶席菓子

本日は国府宮神社にて茶会が催されます。




担当の先生よりご用命頂戴しましたのは葛製の菓子。




「清流のような、努めて爽やかなものにしてください」との事でした。




納得のいく仕上がりになったと思います。








本日のこの茶席菓子、お店にも並べます。




ご来店を心よりお待ちしております。

青楓

水面に映り込む青葉。




山々の中に流れる渓流が見せる一面をこの和菓子に落とし込みました。








繊細な感覚を持つ日本人が長きに渡り築いてきた日本語。




世界でも類を見ないであろう、様々な美しい言葉が溢れています。




「青楓」という言葉はもみじの色を表すものでありますが、私個人的な感覚では春先から初夏あたりにこの「青楓」という漢字を使い、朱く色付く秋にやっと「紅葉」という漢字を当てはめるのが適当であると考えます。




同じ物を指す言葉でも色んなアプローチがある日本語に私はいつも魅了されています。




私は皆様に向けてこうして毎日文章を書いているのですが、語彙力の無さ、表現力の無さに情けなくなる事がしばしばあります。




もっと勉強しなければなりません。

水羊羹

水羊羹、今年もつくり始めました。




こしあん、丹波大納言小豆入り、そしてたっぷりの梅酒が入った梅の3種のご用意です。
















もちろん製作からパッケージまで全て手づくりです。




昨日ご紹介しました「若あゆ」同様、地方発送可能商品です。




発送ご希望のお客様は非常にお手数ですが、お電話にてご用命くださいませ。