松屋長春の和菓子便り
尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。
氷室
7月1日は「氷室の日」
雪を貯蔵する小屋の事を「氷室」というのですが、氷室開きのこのタイミングでこの小屋を開け、雪を取り出して将軍に献上する慣習がありました。
将軍がいなくなった今もこの行事は続いています。
本日ご紹介の和菓子は「氷室」。
涼しげな装いで仕上げました。
「氷室開き」のイメージを出すならば、冷蔵庫で一度ひんやりとさせてからお召し上がりいただくのがよろしいかと考えます。
チャーシュー
自家製チャーシューを久しぶりにつくりました。息子の大好物です。
ラーメンとチャーシュー丼をこしらえました。
今日もこれでおしまい。少し遅くなりましたがだんだん元気が出てきてホッとしています。
父と器
少し前のこと。
父と二人でギャラリーへ行ってきました。
その際に父が気に入って買った器です。ド派手の極みなのでなかなか使い道が見つからなかったのですが、本日ご紹介の和菓子を試しにのせて撮ってみました。
いいやん、父ちゃん。
父はシックでオーソドックスな服よりか少し派手めの服を好んで着ることが多いのですが、器のチョイスもやはりこういったものが好きなようです。
私が決して選ばないようなものを手に取るので、それがかえっていいと感じています。私ばかりが選んだら同じ系統のものしか揃わないと思うからです。
久しぶりに父と二人で出かけたのですが、とてもいい時間でした。やはり私は父が大好きです。
最後になってしまいました。
本日ご紹介の和菓子は「浜千鳥」。ふわふわの羽二重餅の生地に備中白小豆こしあんを合わせました。