松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



竹流し

この和菓子のご紹介をするのを忘れてしまっておりました。




何種類も上生菓子をつくっておりますと、たまにご紹介し忘れてしまって、そのまま販売終了ということもたまにあります。




「竹流し」








青竹の香り、そして暑い夏に口当たりのよい水羊羹。ツルツルっとお召し上がりください。




竹は一年中青いわけではありません。松屋長春では青竹がとれる間しか販売をしません。




今年もなんとかお盆くらいまで採集できればいいと思っております。




「竹流し」は発送可能商品であります。




発送ご希望のお客様におかれましては、お電話にてお申し付けくださいませ。

おばけのQ太郎

小学生の頃に友達が私に問題を出してきました。




友達「おばけのQ太郎の毛は何本?」




私「3本!」




友達「当たり!では、サザエさんの波平の毛は何本?」




私「いっぽん!」




友達「ぶー!残念でした。波平は上は1本だけど横はたくさん毛が生えてるから間違いです。」




私「くっそ〜〜っ!引っかかった〜」




外れて悔しかったけれど、それよりも波平に失礼なことを言いました。




私の昔の思い出話です。




私が大事にしている唐招提寺のどんぐりの芽ですが。




おばけのQ太郎になりました。笑





読み応えのある本

本屋さんでこんな本に惹かれて購入しました。




結構な分厚さであります。




「超圧縮 地球生物全史」








宇宙の誕生から始まり、どうやって地球ができたのか。そしてどのようにして地球が生物が住める環境になったのか。それから生物の過程(アメーバから恐竜、脊椎動物、そして人間)を事細かに解説しながら書いています。




少し怖い話になりますが、最後は人間の絶滅や地球の消滅にまで言及しています。




私はこのような類の書物が一番好きなのですが、読み始めてから一気に最終章まで読み切ってしまいました。そのくらい興味深く面白かったということです。




本屋さんへ行く機会って昔に比べて極端に減ってしまった気がしますが、何かの拍子に訪れてみると新たな出会いというものがあって嬉しい気持ちになります。




オンラインストアの普及により、販売店のありがたさというものが薄れてきたように感じる今日この頃。しかし、こうした経験をしますとやはり販売店へ直接行って目にする大切さがわかります。




どれだけ便利になっても未来永劫決して失ってはいけないものだと私は考えます。