松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



朝陽に輝く和菓子

朝陽に輝く和菓子を撮りたいと思い実際に光量の多いところで撮ってみました。




いつもとは少し違った感じで写っていて、これはこれでいいものだと納得しています。




現在の松屋長春の「きんとん」はこの写真の通り。








ここ何日か、お昼頃になるととてもいい陽気で鼻歌でも歌いたくなるような気持ち良さです。




そんな気持ちをもちながら、春らしい三色の色合いで軽やかに仕上げました。

職人さんのしょうちゃん

先日、祖父の時代に長く松屋長春で働いてくださっていた職人さんが久しぶりに遊びに来てくださいました。




祖父の時代は何人もの職人さん達が松屋長春で働いていたそうです。(私がお会いした事があるのはその中の二人だけですが、そのお二人どちらもこうして遊びに来てくださいます。)




やめられて何十年も経つのに、こうして忘れる事なく定期的に顔を出していただける事、本当に嬉しくありがたいです。




現在、83歳になられたそうですが、今も現役で和菓子屋さんで働いていらっしゃいます。




職人の鏡ですね。尊敬しかありません。




私も東京におられる人生の恩師や京都の修行先の旦那さんや奥さんに会いにいかなければ。そんな風に思った次第です。




写真はその時お土産でいただいた生の餃子を焼いているところ。笑








職人さんの写真は撮り忘れ、これしか撮っておりませんのでお許しください。笑笑




しょうちゃん、いつまでもお元気で。また気軽に遊びにおいでください。




餃子、美味かったです。ごちそうさまでした。

儚い和菓子

こなし製の桜、今年もつくっております。




桜はとても儚い花です。よってこの和菓子も非常に短い期間しか販売できません。




お客様のタイミングがもし合いましたら、是非お召し上がりいただきたい春一番の和菓子です。









あ、大事な事を書き忘れていました。




写真下の竹製のヘラでこの和菓子はつくるんですよ。これ一本で仕上げます。




機械でつくる和菓子と違って一つ一つ表情が違うところも趣きがあっていい。そんな点にも注目していただきたく思います。