松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



緑青色と純白

本日は稲沢市民茶会の日。毎年必ず開催される恒例の茶会です。




茶席菓子が出来上がりました。








「水辺に咲く」と銘打った羽二重餅製の和菓子です。羽二重餅の生地を薄い緑青色にしてあります。




こちらは茶席でお使いいただきます菓子なので、松屋長春の店頭ではお出ししませんが、代わりにお店では「花の宴」として、こちらは純白で販売をいたします。








どちらも備中白小豆こしあんで仕上げています。




控えめな花が可愛いお菓子です。

ちまき

カレンダーの関係で、今年は例年よりも少し早めに「ちまき」をつくりました。




本日より販売を開始いたします。5月5日こどもの日までの販売となります。




松屋長春の「ちまき」はプレーンと黒糖の2種でのご用意。




つくり手である私も、そしてお客様も、お互いに間違いのないようにと巻き方を変えております。








写真奥はプレーン。笹葉を外に出して巻いています。




写真手前は黒糖。笹葉を先まで巻き込んで巻いております。




お召し上がりいただきます際に注目してくださいね。




ありがたい事なのですが近年ずっと仕事量が多く、仕事に追われ追われて焦りながら仕事をする毎日です。本当はお節句にお出しするつもりの「こなし」製の和菓子がなかなかつくることができません。




バタバタ、ジタバタしてもしょうがありませんが、何とかお店に並べられるように頑張りたいと思います。




我慢強くお待ちいただけたらと思います。

藤井風

羽二重餅の焼印が「藤」へと変わっております。








近々、「鯉のぼり」へと変化させようと思っておりますので、慌ててご案内した次第です。




私が好きなミュージシャン「藤井風」さん。




ちょっと普通とは違うような変わった方だとは思うのですが、音楽の才能は他の追随を許さないほど卓越されたモノをお持ちであります。




なぜ「藤井風」さんを話題にしたかと言いますと。。。




ちょうど今の時期にぴったりした名前だなぁと、ふと気づいたからです。笑




これが本名だというのだから、この季節にお生まれになったのでしょうかね。




ホントにいい名前だなぁとあらためてそう思うのです。