松屋長春の和菓子便り
尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。
久しぶりの映画館
どれだけぶりだろう?
本当に超久しぶりに休日に映画館へ行きました。

やっぱり映画館って最高にいいですねぇ。
自分だけの時間、それも大きなスクリーンにお腹に響くドルビーサウンド!
そしてこれは非常に寂しい話なのですが、私がいつもお邪魔している映画館はお客様が極端に少ない。
ほとんど貸し切り状態なので、「独り占め」感がハンパなくて、サイコーに気分がいいのです。
今回も大きな箱に私も含めて5人と、切なくなるくらいの人数での上映でありました。(今まで私1人っきりというのが4回ありました。その時の喜び嬉しさというのはこれ以上ないくらいのものです。言ってみれば、戸田奈津子さんの気分です。わかる人にはわかる。笑)
CIAの情報管理部で働く、全くカッコよくない主人公が復讐のために立ち上がる、というストーリー。
訓練も受けていなければ、運動神経も良くはない主人公。その代わり、誰よりも高いIQを駆使しながら復讐を果たしていく。。。
ものすごく面白かったです。
ストーリーの設定も奇想天外で素晴らしかったし、映画の制作についての時間配分的なものも普通とは違って意表を突かれた感じでびっくりさせられました。
何より、失礼ながら「この人が主人公!?」って思わされたのもつくり手からしたら「してやったり!」ではなかったのではないでしょうか。
なかなか無い感じの映画で、時間を忘れてしまうくらい非常に楽しませてもらいました。
いやぁ、映画ってほんとにいいもんですねぇ〜。
では、さよなら、サヨナラ、さよなら〜
菖蒲
「菖蒲」。漢字は一つでありますが、「あやめ」とも読むし「しょうぶ」とも読みます。
「あやめ」と「しょうぶ」は似ていて非なる植物。
「あやめ」は花びらが網目の紋様があることから「文目」と呼ばれるようになって、その後「菖蒲」という漢字が当てられました。
一方「しょうぶ」は強い香りから厄除けを期待させる事もあり、端午の節句の事を菖蒲の節句とも呼ぶほど5月5日には欠かせない存在となっています。「菖蒲」を「勝負」と置き換えて、武士にも好まれました。
同じ「菖蒲」という漢字を使うとは、昔の人はなんて意地悪でややこしい事をしたんでしょう。もう少しわかりやすくしてくれたらいいのに。
さて、本日ご紹介の和菓子は羽二重餅製の「あやめ」。実際にこの焼印からは「あやめ」なのか「しょうぶ」なのかは全く判断できません。笑
私の独断で「あやめ」とさせていただきます。
