松屋長春の和菓子便り
尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。
次は久瀬ダムへ
揖斐川の最上流にある「徳山ダム」から「横山ダム」へと下り、ダムカレーを恥ずかしそうに食べた後、もう少し下流部にある「久瀬ダム」というダムを見に行きました。
徳山ダムや横山ダムほど、規模が大きくないためでありましょうか、管理事務所も無ければダムカードなども配布しておりません。
しかし、揖斐川に係るダムは4ヶ所あるということを事前に調べていきましたので、ここは是非に行かなければと相成った次第です。
当然、誰もいません。

一枚目の写真が道路側からのもの。
車両通行止めになっていたトンネルを歩いて通り抜けますと、裏面に出る事ができました。


私が訪れた時は日本国じゅうが大雨に見舞われる前の、いわゆる渇水の時期でしたが、水量は徳山も横山もここ久瀬ダムも非常に潤沢でした。
堰の無い川というのは全国探してもほとんど無くなってしまった昨今ですが、やはりメリットデメリットというものは付き物で。。。
川に暮らす魚をはじめ、全ての生き物たちにとってはダムや護岸コンクリートなどの人工物による打撃は相当なものであります。しかし、川の近くで住む人々にとって一番こわいものはやはり洪水です。また水不足の解消にはダムは不可欠。人間にとっては非常に助かるものでもあるので、それがとても悩ましいところなんですよねぇ。
自然との共存を一生懸命考えながらやっていかないと絶滅してしまう生物というのは、これからどんどん増えていってしまう事でしょう。
あれやこれやと話し過ぎてしまいました。
次回は「西平ダム」です。
どうぞお付き合いくださいませ。