松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



栗香餅

「栗香餅」




松屋長春の定番和菓子であり、販売期間の非常に長い和菓子であります。




食感、触感がふわふわの松屋長春特製の羽二重餅の生地に栗の甘露煮を割り入れ、丹波大納言小豆の粒あんをふんわりとくるみました。




栗の風味と羽二重餅の風味、そして丹波大納言小豆の風味のバランスが秀逸で、非常に引き合いの多い秋の和菓子の一つです。




岩のようなゴツゴツとした外観からは想像できない羽二重餅のやわらかさがありますので、そんなところもこの「栗香餅」の面白さなのかもしれません。





いろいろ

私がつくる、ここ何日かのご飯いろいろ。




















毎日家族のためにつくるのですが、全員に喜んでもらえるように考えるのがとても難しい。笑




得意な味付け、苦手な食材。




それぞれあるんですよね〜。




考えてつくった末に、みんなの笑顔が見られたら最高に幸せなんです。




そのために私は毎日キッチンに立っています。

栗の季節の到来です

「栗しぐれ」と銘打った和菓子がお店に並びました。




今年も栗の季節の到来です。




しぐれ(時雨)という和菓子の生地は卵をたっぷりと含んだもので、鼻に抜ける卵の風味が持ち味。




このような生地の和菓子にはこしあんが非常にマッチします。




口当たりから口溶けまでの流れがスムーズに感じていただけるよう考えながら仕上げております。




「栗しぐれ」と銘打ってはおりますが、それは形のみの表現でして。栗は実際には入っておりませんので悪しからず。




写真の「栗しぐれ」はこれで完成とはなっておらず、この後焼きごてで焼成して出来上がりとなります。




蒸し上がりのふっくら、ふんわりしたホクホクの瞬間を急いで写真に収めた次第です。