松屋長春の和菓子便り
尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。
芋名月
今年の十五夜は10月6日(月)です。本来ならば定休日となりますが、十五夜当日も営業することにいたしました。
本日から十五夜にまつわる和菓子のご紹介をしてまいりたいと思います。
10月6日までと販売期間の短い和菓子たちですが、どうぞ宜しくお願いいたします。
「芋名月」と銘打った外郎製の和菓子。


十五夜は五穀豊穣、豊作を祈る。そんな日であります。「芋名月」とも呼ばれるのですが、それはお月様にお供え物として里芋を使うからであります。
30数年前に修行先で覚えた和菓子なのですが、こうして今も変わらず作り続けることで、あの頃のシャンと気持ちを思い出す事ができます。
日々の生活にシャン、とても大事なことだと私は思います。