松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



ごあいさつ

          







           ごあいさつ




松屋長春は、2025年11月15日で創業90周年を迎えます。




1935年(昭和10年)に祖父が創業し、その後父母へと受け継がれました。私も修業を終えて松屋長春に戻ってから、もう31年の月日が経とうとしております。




嬉しいことに、長女が跡を継いでくれることになり、結婚してから4年を迎えようとしています。




現在は、両親、私、そして娘夫婦の5人体制でお菓子づくりに励んでおります。




三世代そろって仕事ができることを、本当にありがたく、幸せに感じているところです。




また、これまでの長い歩みの中で、多くのスタッフの皆さんに支えられてきました。今も9人の方々に交代でお手伝いいただいておりますが、皆さんの力がなければ、松屋長春は今日まで続けてこられなかったと思います。




心から感謝の気持ちでいっぱいです。




そして何よりも、いちばんにお伝えしたいのは、お客様への感謝です。




どんなお店も、お客様の存在があってこそ成り立つものであります。




90年という長い時間の中で、数えきれないほどのお客様に足を運んでいただきました。




皆様のあたたかい応援に支えられて、いまの松屋長春があります。




そのことを私は一日たりとも忘れたことはありません。




改めて、心より深く感謝申し上げます。




私が目指す和菓子屋というのは美味しく美しい和菓子をつくるというとはもちろんのことですが、お客様と素晴らしい関係を築きたいという強い思いも持ち合わせております。




お菓子をお届けするだけでなく、その由来やつくり手である私たちの思い、そして和菓子が生まれた背景などもお伝えしながら、少しでも和菓子の世界を身近に感じていただけるよう努めてまいります。




お客様と松屋長春がこれからも二人三脚で歩み、共に成長していくことができましたらこれほど嬉しいことはありません。




これからも変わらぬご愛顧のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
















                        松屋長春