松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



中野方から読書へ

随分と時間を要した「中野方ダム」を後にし、次に向かったのは「牧尾ダム」。のはずでしたが。。。












車が一台ギリギリ通れるか通れないか、そんな檜(ヒノキ)だけが林立する山道をゆっくりと登り降りしていくと、30分ほどで大きな道に出ました。




ところで檜の匂いって加工しないとしないんですね。木を切って樹皮を削ぎ落として、やっとあの香りにたどり着くのです。




あの檜の林道は、山が発するあの芳しい青い香りがするだけでありました。あの青の香、あれはあれでものすごく好きなんですよね。ずっと車窓を開けたまま、鼻腔を広げながら運転しました。




大通りというほどでもないような中通りくらいの道へ出て「牧尾ダム」へ行く途中、車のナビに「読書ダム」というロマンティックな名前のダムを見つけました。








その名前に惹かれて寄ったのです。「読書ダム」へ。




実際に寄ってみますと少しながら桜並木があれど読書を楽しむような、そんなゆったりとできるような場所はなく。笑




ただロマンティックな名前が付けられただけの、そんなダムでありました。笑笑




でもダム管理事務所などあるような大きなダムではなかったので、人気の一切ない静かなところでして。








ここはここでとてもいい場所だなぁなんて感じた次第です。




「中野方ダム」は岐阜県恵那市。檜の山を越えたここ、「読書ダム」は既に長野県木曽郡になっていました。




いつの間にこんな遠くまで来てしまったんだろ?




これがダム巡りの魅力の一つかもしれません。