松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



晩秋の名残り

師走に入りましてクリスマスやお正月の声が近くで聞こえるようになりますと、松屋長春では「若草餅」をつくるようになります。




よもぎをたっぷり、ふわふわの羽二重餅で抱き込ませてから丹波大納言小豆の粒あんを包み上げて完成となります。








年が明け、春の訪れを感じさせる「若草餅」は販売期間の長い和菓子です。これから長く愛していただけましたら最高に嬉しいです。




一昨日の日曜日、いつもお付き合いいただいております一宮市のお寺さんと、国府宮神社へ続けてお邪魔しました。




冬へと突入しているのに、どちらもまだまだもみじが美しかったです。




一宮市のお寺さんのもみじは燃え上がるような真紅。(おしゃべりしていて撮るのを忘れました。笑)




一方、国府宮神社の台所横のもみじは緑黄赤3色のグラデーション。見惚れるほどに美しかったので写真におさめてきました。








晩秋の名残りを見つけ、なんだか得した気分になりました。