松屋長春の和菓子便り
尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。
とんとんとん
唐招提寺の一番奥で拾ってきたどんぐり3個。
先週の火曜日に鉢の植え替えが終わりました。(びっくりしたのは一つの鉢植えの木。木を抜き出してみましたところ、まだどんぐりの外殻が残っておりました。すごい丈夫だな。)

無知な私。全然知らなかったのですが、どんぐりの実をつける木って何種類もあるんですね。
この木たちはコナラかミズナラなのかと勝手に考えていましたが、調べてみたところアラガシかシラカシどちらかではないかという結論に至りました。
面白い事がもう一つわかりました。
コナラやミズナラは落葉樹。秋に葉が赤く色づき、美しい紅葉の姿を見せてくれた後、葉を全部落とすようです。
一方、アラガシやシラカシは常緑樹なので冬になっても葉の色は緑のままだそう。
なるほど。どうりで私の3本の盆栽は秋が深まっても赤く色づく事が全くなかったのだ。
同じどんぐりの木なのに違う生き方してるんですね。とても興味深く勉強しました。
ちょっとだけ日陰、風通しの良いところ。
大きく育たなくてもいいけれど、彼らにとって心地よい場所でゆっくりと育てて行こうと思っております。
人間と一緒。先を急いでは絶対にいけないのです。
とんとんとん。
こんな感じで優しく付き合っていきます。
たんぽぽ
私たちに馴染みのある「たんぽぽ」。そろそろ開花の時期を迎える頃と思います。
「たんぽぽ」って実は在来種の「ニホンタンポポ」と外来種の「セイヨウタンポポ」とが混在しているんです。ご存知でしたでしょうか?
同じように見える「たんぽぽ」ですが、簡単な見分け方があります。
花をつまんで下側(花の裏側)を見てみてください。
総苞(そうほう)と言われる萼(がく)のような緑の部分があるのですが、真っ直ぐなのが「ニホンタンポポ」でペロんと反っているのが「セイヨウタンポポ」です。
私は春になると決まって「たんぽぽ」を見つけると、どちらなのか確認したくなるのですが、外来種の数がものすごく多い事に毎年驚かされます。
スミレもすすきもメダカもオオサンショウウオもザリガニも。
どうして外来種の方が強くなってしまうのでしょう。元来ある姿に戻っていけばいいのですが、なかなかの手強い問題であります。
前置きが長くなりました。
道明寺製の新作をつくりました。

優しい黄色にたんぽぽの焼印。可愛い和菓子です。






