松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



まじめでしんけん

私は娘たちが大人になった今も変わらず、小さな部屋2つの中で一緒に暮らしています。




いわゆる「食う寝る遊ぶ」が全て同じなのです。




彼女たちの心の変化や喜怒哀楽を、いつも近くに寄り添っていることで敏感にキャッチできるのは、父親である私にとってとても幸せな事であると思っています。




娘たちにとっても父が普段何をしているのかが完全にお見通しであるのも、娘たちの信頼を勝ち取るにはとてもいいことであると考えています。




子供部屋が当たり前のようにどの家庭でもある今、私の家のようなスタイルはとても希少であるとは思いますが、お互いのプライバシーがあまり無いというのは悪いことばかりではないと自信を持って言えます。




逆にいい事の方が多いような気がしていますし、家族円満の秘訣の一つであると私は信じています。




前置きが長くなりましたが、昨日はジェイアール名古屋タカシマヤにて娘たちと私の三人でお客様をお出迎えいたしました。








「食う寝る遊ぶ」が一緒ではあれど、娘たちの真剣な顔というのは近くに寄り添っていても、なかなか見ることはできません。




娘たちは家でよく手伝ってくれるのですが、家族間の中でのお手伝いはやはり馴れ合いのようなところがあり、楽しく過ごせはしますが真剣さには欠けるところがあります。




この度、ジェイアール名古屋タカシマヤさんから「三人で店頭に立ってください」とのご依頼を受け、久しぶりに三人での仕事をした訳でありますが、超がつくほど真面目で真剣な彼女たちの眼差しを近くで見ることができて、とても嬉しかったです。




私は次女の職場にも、三女のバイト先にも一度も顔を出したことがありません。




おそらく昨日のような面持ちでやっているのでしょうが、なかなか容易く想像はできません。




普段とは全く違う彼女たちの側面を垣間見る機会を与えてくださったジェイアール名古屋タカシマヤさんに、あらためて感謝申し上げます。




ありがとうございました。




昨日、娘たちと三人で食事をしました。








なんだか、いつもより美味しいビールだったな。