松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



娘夫婦の和菓子

大きな台風が過ぎ去りました。




幸い稲沢市は大きな被害なく終わったようです。




甚大な被害に遭われた土地の事もニュースで多く見ました。一刻も早い復旧と、被害に遭われた方々の心の平穏がいち早く戻りますことを心よりお祈りいたします。




こんな時に罰当たりな発言かもしれませんが、台風におけるメリットは空気が綺麗になることと、夏を台風が連れ去ってくれるので一気に秋めいた雰囲気になることです。




昨日はお休みをいただきました。




車で山道を走ったのですが、とても涼しくて気持ちよかったです。




道路沿いのススキが風に身をまかせ、心地よさそうに揺れるのを見ると「心待ちにしていた秋が来たのだ。」そう感じずにはいられません。




前置きが長くなりました。




本日ご紹介の和菓子は、娘夫婦がつくった「もみじ狩り」です。








こなし製。




型抜きではなく、一つ一つ成型して木ベラで線を入れたものです。




一個ずつ少し色のぼかしも違えば、形も微妙に違いがあります。




それが手づくりのあたたかさであります。




つくり手の心がしっかり込められるいいところでもあると思います。




私はこの和菓子は手がけておりません。




是非手にとっていただきたい「もみじ狩り」のご紹介でした。