松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



清流

稚鮎が海から川を遡って、苔むす石を食み出す季節となりました。




鮎と無縁の土地に住まれる方もたくさんおいでだとは思いますが、木曽三川の近くに住む私は小さい頃から鮎は馴染み深い魚でありました。




先日ニュースで見ましたが、長良川の鵜飼観光船の運行が始まったそうです。




今年も鮎、食べられるかな。




塩焼きと言えば鮎と太刀魚。




私の中ではそう決まっております。




鮎の話から話が広がってしまいました。




さて、本題です。




羽二重餅を淡いブルーに染め、力強く遡上する鮎の図案の焼印を施して仕上げた和菓子「清流」の販売が始まっております。




個人的には「清流」という名前がなんだかしっくりきて、気に入っているのですがどうでしょう。