松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



二人の息子

夕ご飯の支度をする1時間ほど前に、次女からお婿さんと一緒に夕飯を食べにくるとの連絡が入りました。




もっと早く言ってくれよ。もうちょいと早く電話してくれよ〜笑




急いで4品つくりました。




かぼちゃの煮物、厚揚げのカリカリ焼き(生姜醤油で食べとくれ。煮切り醤油だからたっぷりかけて大丈夫バージョン)、浜松のお婿さんにも安心な八丁味噌少なめの3種味噌混合のお味噌汁、そして秋刀魚。












秋刀魚は今年初めて食べましたが、ものすごく細い。笑
























秋刀魚の不漁が囁かれている昨今、あまり食べる機会に恵まれていませんでしたが、こんなに細かったっけ。








せっかく大事なお婿さんが食べに来るのだったら、もうちょっとゴージャスな夕飯を用意したかったです。




私は長女の旦那さん、そして次女の旦那さん、どちらにも共通して好感が持ててとても尊敬するところがあります。




それは、一番最初に会った時からずっと印象が変わらないところです。




誰もが人に良く思われたい。そう思うのが普通。




私なら一番最初にお会いする時、好印象を持ってもらえたらと普段以上のパフォーマンスをグイグイと見せようと努力するでしょう。




素のままの彼らの「人と成り」が今と全く変わらない事に深い畏敬の念を持たずにはいられません。




私が彼らを強く信頼している理由がここにあるんです。




二人の息子よ、いつも娘たちをありがとう。




私は人に尊敬されるような、そんな人間では決してないけれど、いつまでも仲良くしてください。




帰り、気をつけて帰るんだよ。




ちなみに長女の婿さんの方は今日の夜は散髪に行きました。




明日ご来店くださいますお客様へ。どうぞ息子のきっちりカットされたヘアをまじまじとご覧くださいね。笑




久しぶりのカットなので明日は「うなじが寒〜っっ」って彼が言うのが楽しみでなりません。笑笑