松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



粗塩

前にも書いた覚えがありますが。




私は「おにぎり」と言うよりも「にぎりめし」と言う方が好きです。




音が好みなのか、「にぎりめし」の方が美味しそうに聞こえるんですよね。




なぎら健壱さんが「ビール」のことを「ルービ」と言うようなもんですたぶん。笑




ついでに言いますと、なぎら健壱さんはキンキンに冷えたビールのことを「チンカチンカのしゃっこいルービ」と言うそうです。笑笑




私の「にぎりめし」の好みはおかか、昆布、梅など色々ありますが、最も好きなのは具無しであります。




大好きな名古屋の和食屋さん「花いち」さんで天むすを食べるとジャリジャリっと粗塩の食感と味がたまらなく美味しくて。。




いつしか「にぎりめし」も「花いち」さんに習って粗塩を付けて握って食べるようになりました。海老天はめんどくさいから具無しで粗塩だけで食べるようになったのです。




手水と米に溶けてしまう塩ではいかんのですよね。粗塩でないと。




今日は「にぎりめし」について考察してみました。




白飯に粗塩。シンプルだけれど、米が甘く美味しく感じますし、何よりも雑味が全く無くていいです。




塩は少し良いものを使ってくださいね。




是非お試しあれ。