松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



千代に八千代に

「千代の春」




古風な名前を付けて、軽羹製の和菓子をお店に並べました。備中白小豆こしあんとの取り合わせです。




私、「千代」という言葉が好きでして。




日本国国歌の歌詞に「千代に八千代に」とありますが、幾年も幾千年もという意味があります。




「千代の春」はずっと続く春という意味合いになりましょうか。




紅白に色分けされた、新春のおめでたい和菓子です。