松屋長春の和菓子便り
尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。
イナゴとあきづき
駐車場にイナゴが飛んできました。
大袈裟な話ではありません。イナゴを見たのは小学生以来の事でしょうか。あれだけ近くにたくさんの田んぼがあったのに、今では近所に田んぼが一つたりとも無くなってしまいました。
一体どこから飛んできたんだい?
農薬が強くなってしまったのか、あれほどたくさんいたイナゴもアメリカザリガニもトノサマガエルも今ではほとんど見かけなくなりました。いるのはたくさんのジャンボタニシだけ。(ジャンボタニシは逆に昔は全くいなかったのに。)
イナゴの佃煮も昔はよく食べました。決して美味しいと言えるものではなかったように思いますが、昔の人にとっては貴重なタンパク源だったのかもしれませんね。
久しぶりに捕まえてものすごく嬉しかったです。

まだまだ暑い日が続きますが、イナゴを見て秋を感じました。

息子の地元、栃木県の田村梨園さんから「あきづき」が届きました。ものすごくジューシィでサクサクで甘くて美味しい。
「あきづき」を食べてまた秋を感じる私です。
成長
昨日に引き続き、ハロウィンにちなんだ和菓子のご紹介です。
「ハロウィン羽二重餅」を今年も販売をスタートさせました。


南瓜をたっぷりと使ったかぼちゃのあんを中に仕込んであります。
松屋長春では珍しいあんでのご用意となっております。
昨日の夜は焼きビーフンと鶏の唐揚げをつくりました。わたし史上最高に美味しい唐揚げだと家族から褒められて鼻が大きく膨らみました。笑
味付けはそれほどいつもと変えてはいませんが、片栗粉をまぶすときにただまぶすだけでなく、ビニール袋の中でしっかり揉み込みなおしたところ、よりカリッと揚がったのではないかと思います。

次回、唐揚げをつくる時に忘れないようにしたいと思います。
料理も和菓子もやっただけ、頑張っただけ、少しずつだけでも成長していくものですね。