松屋長春の和菓子便り

尾張稲沢の和菓子店、松屋長春の毎日を皆様にお届けします。 末長くお付き合いをよろしくお願いいたします。



お祝いという名の和菓子

本日は国府宮神社の月釜の日です。

松尾流の先生が担当されます。

茶席菓子の決まり方は、担当される先生によって様々。

銘、デザイン、使用する材料全て私にお任せの方。テーマだけ出されて、その後は私にお任せされる方。ご来店いただき、そこで話し合って決められる方。色々な場合がございます。

今回は全て先生のお考えで作り上げました。



ちょうど今は七五三の時期。七五三を迎えられる子供さんたちのお祝いの意味を込めた和菓子をとのお考えでした。

お雛様和菓子、ひちぎりからインスピレーションを与えられたそうでこの形に相成りました。

下は蒸しこなし製。中あんは丹波大納言小豆の粒あん。上のきんとんは伊勢芋の練り薯蕷製です。





茶会の当日券もございます。そして、店頭でも販売しております。

ご希望のお客様におかれましては、店頭にてお申し付け下さいませ。

今月のベニサザンカ

おはようございます。

先程、無事に東京日本橋タカシマヤで販売の羽二重餅を引き渡し完了いたしました。

関東圏のお客様、到着まで今しばらくお待ち下さいませ。

本日、明日の二日間は稲沢銘菓ベニサザンカの販売日となっております。



今月はこなし製。

中はこしあんとなっております。

両日ともに売り切れ次第終了となります。

どうぞよろしくお願いいたします。

蕎麦粉を使った和菓子

軽羹製



そして薯蕷製



どちらも蕎麦粉を使った和菓子です。

新蕎麦が美味しい季節です。

和菓子においても蕎麦粉はとても相性がいい材料であると思います。

そして、どちらの和菓子にも大徳寺納豆を使用しています。

納豆と言っても味噌ですね、大徳寺納豆は。独特の香りと塩気が和菓子にぴったりときます。

秋のシックな色を蕎麦粉は容易に出してくれます。

自然の素晴らしさを感じる瞬間がここにあります。