栗の甘露煮をたっぷり纏った「栗かのこ」がお店に並びました。
「かのこ」は「鹿の子」と漢字で書きます。
鹿の赤ちゃんの背中の柄のようだというところから「鹿の子」と名付けられました。
小倉鹿の子のように小粒のものならまだしも、この栗鹿の子のように大粒のものはどう見たって鹿の赤ちゃんのようには見えないと思うのですが。
昔から伝わる伝統的な和菓子である「栗かのこ」なので、あまりイチャモンをつけてはいけませんね。
栗かのこは、それぞれのお店独自のデザインで売り出すようなものではありません。この先もずっと変わることのないレトロでクラシック、これで完成形なのです。